その他(収納、エコ等)

コストダウンの手法>(その他)
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≪1.造り付け家具は簡単な収まりにする≫
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造り付けの家具については家具職人でしか扱えないような
収まりにしてしまうと金額はUPします。


できるだけシンプルな収めにして大工さんの仕事に
してしまう方がコストダウンになります。


あと、家具の建具だけ建具工事、あとの造作は
大工工事なんて手もあります。


ほんとにそこにオリジナルの1点ものが必要かを考えて 造り付けを減らし、
家具ショップでみつけるって事も コストダウンするには重要です。


コストの高い順に並べると


家具工事で作る>建具は建具工事、造作は大工工事>大工工事>家具ショップで探す


使い分けしましょうね(*^ー^)ノ
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≪2.不要なモノは置かない≫
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住宅を設計する際の延べ面積に占める収納部分の割合
ざっくりと2割くらい。

モノを上手く処分できる方であればこの20%を縮小する事が
できます。


単純計算20%→15%、仮に述べ床面積40坪だとすると
5%で2坪の削減って事は100万のコストダウン♪

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≪3.自然風の利用≫
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プランニングの際の重要なポイントでもある
通風計画、特に南北通風には気を使いたいものです。


この時期からのジメジメした湿気を抑えることで
建物本体の寿命は格段にUPします。


長い目でみると修繕費等も抑えれます。


ポイントとしては

@自然風を直接取り込める開口部を設置


A風を呼び込める袖壁や出窓等を設置


B屋根面を利用し天窓や頂側窓を設置


C室内外温度差を活かし排気窓を設置


D室内の通風経路の開放性確保 など


これからの暑い時期少しでも涼しく、
今年は特に冷房の負荷をかけたくないものです。


こちらのページによると↓

エネルギー消費を50%削減を目指す住宅設計
⇒ http://www.jjj-design.org/elements/01.html


冷房エネルギーは10〜30%削減できるとも。

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≪4.昼光の利用≫
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昼間の明るさを室内に取り入れ人工照明利用を減らします。
ランニングコストの削減になります。

照明エネルギー削減は2〜10%


ポイントとしては

@昼光を直接取り入れ、室内の明るさを確保できる

開口部を設置(採光)


A室内の奥に光を導く≪吹抜け≫・欄間・反射可能な軒裏

などを設置(導光)


そして当事務所オススメの
B≪中庭≫も導光にひと役買います。


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≪5.落葉樹を植える≫
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夏は日射を遮り
冬は日射を得る

目に映る緑は心地よい

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土地プランニング合理化、生産体制仕様・機種変更形状単純化構造、設備その他