構造、設備に関すること

コストダウンの手法>(構造・設備)
■構造
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≪1.経済的な梁スパン≫
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木造軸組み構造の場合、
梁を架ける方向の離れ(スパン)が4.55m(2間半)を超えると
間に柱を設けるか梁の断面寸法を割り高UPしなけらば
安定した構造体となりません。


平面計画を単純な形にし無理な大空間は作らない事が
流通量の多い経済的な構造部材を使い、
柱・梁の本数も減らす事に繋がります。


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≪2.壁の位置を上下揃える≫
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1、2階の壁の位置を上下揃える事で
2階の壁を受ける為の横架材を1本減らせます。
(2階床梁と兼用できる)
小さい事からコツコツと的なことですが
見積はその積み重ねです。


平面計画を単純にする、スッキリさせることは
構造体もバランス良くスッキリします。

そんでもって経済的にもスッキリ!


■住宅設備(電気・機械)
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≪1.ユニットバスは1616サイズがお得≫
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1616サイズは1坪タイプです。
このサイズのユニットバスが最も多く世間に出回っています。
どのメーカーも作っています。
種類も豊富です。と言う事は


カタログ価格×≪掛け率≫=仕切り値


市場の原理で自然とこの≪掛け率≫の
値引き巾が大きくなってきます。

追記:
先日も某メーカーの1317タイプ(0.75坪強)の仕切り値より
ワンランク落としはしましたが1616タイプの方が
見積金額が安くなりました('-^*)/


1317サイズなど若干マニアックなサイズだとグレードが
限定されちゃって≪仕切り値≫の下げが利かなくなります。

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≪2.住宅設備機器(UB、キッチン)グレードを下げる≫
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ユニットバスやシステムキッチンはどこのメーカーも
何パターンかの商品構成を持っています。

K社のキッチンで言いますと
最高級グレードのAシリーズ、
高級グレードのBシリーズ、
人気のCシリーズってな具合に
基本的に3つの商品が用意されてます。


(例えば)
このA、B、Cはそれぞれどこが違うか?
価格は元より機能が違います。


最高級グレードAはかゆい処に手が届く
至れり尽くせりのフルオート収納


高級グレードBはかゆい処に手が届く
至れり尽くせりの収納(フルオート無し)


人気シリーズCはかゆい処に手が届く
収納(フルオート至れり尽くせり無し)
ってな具合。


そんでもって更にそのA、B、Cの中にも
また扉の仕上の違いでランクがあります。


傷のつかない仕上カラー10色から
お選び下さいのaタイプ

傷のつきにくい仕上カラー7色から
選べるbタイプ

人気カラー3色から選べるcタイプ


普通に使って何の支障もないキッチンしか
販売してないはずです。


これらの機能、仕上げの差が
大きく価格に反映しています。
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